川床と箕面の自然
箕面の四季をいただく箕面川床
春は新緑、夏は川面を渡る涼やかな風、秋は燃えるような紅葉と、四季折々の美しさを見せる箕面。
箕面の大自然に抱かれた風情ある川床で、せせらぎの音と景色を楽しみながら、旬の地産食材を使ったお料理をいただいてみては。
箕面川床の今昔
箕面川床の起源は明治43(1910)年。当時日本最大級の規模を誇った箕面動物園や、箕面大滝に訪れた行楽客が、箕面川のほとりにあった茶店や休憩所で涼をとったのが始まりといわれています。ところが度重なる洪水などにより、箕面川床は昭和初期に一度衰退してしまいます。復活の要望も多かったものの、法律による規制もあり、箕面川床の復活はなかなか実現できませんでした。契機となったのは、平成に入ってからの法律一部規制緩和です。平成22(2010)年、長らく姿を消していた箕面川床がついに復活。2年間の社会実験を経て、現在では箕面の春~秋の風物詩として多くの方に愛されています。季節や時間帯により異なる風情を見せる川床で、贅沢なひと時を心ゆくまでお過ごしください。
箕面の自然の中で
ゆったりハイキング
東京の高尾、京都の貴船と並び、「日本三大昆虫生息地」ともいわれる豊かな自然を有する箕面の森。ここには、約1,100種もの植物や3,000種を超える昆虫が生息しています。そんな箕面の大自然の中で、ゆったりハイキングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。たとえば箕面大滝までの2.7㎞は、ゆっくり歩いても約40分。舗装されたゆるやかな坂道が続くため、特別な装備なしで、普段着でも気軽に楽しめます。
また、箕面にはキャンプやグランピングが楽しめるスポットも。都会の喧騒を忘れ、自然の中で時が過ぎゆくのを感じてみては。